アバルト124スパイダーは、1.4Lの直列4気筒ターボエンジンを搭載するFRスポーツカーです。
その加速性能について、Abarthの公式スペックでは6速マニュアルトランスミッション(MT)の0-100km/h加速は6.8秒とされています。
排気量だけを見ると1.4Lですが、最高出力170PS、最大トルク250Nmというスペックと軽量な車体を組み合わせているのが124スパイダーの特徴です。

アバルト124スパイダーの0-100km/h加速は6.8秒
Abarthが公表した欧州仕様のテクニカルデータでは、0-100km/h加速は6速MTが6.8秒、ATが6.9秒とされています。
わずか0.1秒の差ですが、124スパイダーは単純に最高出力だけを追求したクルマではなく、軽量な車体とFRレイアウト、そしてドライバーが操作する楽しさを組み合わせたスポーツカーです。
1.4Lターボで170PS・250Nm
搭載される1.4L MultiAirターボエンジンは、最高出力170PS、最大トルク250Nmを発生します。
大排気量エンジンや極端なハイパワーに頼らず、軽量な車体との組み合わせによって6秒台の0-100km/h加速を実現しているところは、このクルマの面白さのひとつだと思います。
市販モデルが17インチになったことと、18インチの開発エピソード
アバルト124スパイダーの市販モデルには、205/45 R17タイヤと17インチホイールが採用されています。
一方で開発時には、FCA側から18インチホイール採用の要望があり、マツダの開発陣がそれを受け入れなかったというエピソードを、当時のムック本または関連資料で読んだ記憶があります。
ただし、この18インチに関する話は現在手元で出典を再確認できていません。そのため、ここでは当時読んだ開発エピソードとして記録しておきます。資料を再確認できた場合は、出典を含めて追記する予定です。
以前この記事では「もし18インチで販売されていたら0-100km/hの数値はもう少し遅かったかもしれない」と書いていました。しかし現在あらためて考えると、ホイール径だけで加速性能を判断することはできません。
タイヤの外径、ホイールとタイヤの重量、回転慣性など複数の要素が関係するためです。市販車が17インチに落ち着いたという事実と、公式の0-100km/h加速6.8秒は分けて考えるのが適切でしょう。
0-100km/hの数字だけでは分からない124スパイダーの魅力
0-100km/h 6.8秒という数字は、124スパイダーの性能を知るひとつの指標です。
ただ、実際にこのクルマに乗っていて魅力を感じるのは、数字だけではありません。コンパクトな車体、FRらしい動き、ターボエンジンのトルク、そしてマニュアルトランスミッションを自分で操作する感覚。その組み合わせに124スパイダーらしさがあります。
「1.4Lなのに6.8秒」という数字を入口にして、その背景にある軽さやパッケージングまで見ると、このクルマが目指した方向性がより分かりやすくなります。