アバルト124スパイダー用の吸気システムとして設定されている、BMCのOTA(OVAL TRUMPET AIRBOX)。124スパイダー用には車種別キット「ACOTASP-32」が用意されています。
純正交換タイプのフィルターだけではなく、エアボックスを含めて吸気系を変更するキットです。124スパイダーの吸気系カスタムを調べていた中で気になった製品なので、構造と特徴を整理しておきます。
BMC OTAとは
OTAは「OVAL TRUMPET AIRBOX」の略称です。124スパイダー用ACOTASP-32は、純正エアボックスを置き換えるタイプの吸気キットで、カーボンファイバー製のオーバル形状エアボックスを採用しています。
一般的な純正交換フィルターとは異なり、吸気経路を含めたシステムとして構成されているのが特徴です。
洗浄して再利用できるフィルター
BMCのフィルターは、オイルを使用するコットンフィルターを採用しています。汚れたら洗浄し、適切にメンテナンスすることで再利用できるタイプです。
交換して終わりではなく、定期的に状態を確認しながら使っていく製品なので、装着する場合は専用クリーニング用品を含めてメンテナンス方法も確認しておきたいところです。
124 Rallyとのつながりを調べてみる

アバルト124 Rallyは2017年のモンテカルロラリーで競技デビューした、124 Spiderをベースとするラリーマシンです。
市販車の124 Spiderと同じ名前を持ちながら、124 Rallyは競技用に仕立てられた別のマシンです。BMC OTAを調べる中で124 Rallyとの関係にも興味を持ちましたが、124スパイダー用ACOTASP-32と競技車両の吸気システムを同一仕様として確認できる資料は見つけられなかったため、この記事では両者を直接結び付けていません。
124スパイダーの吸気系カスタム候補として
BMC OTA ACOTASP-32は、フィルターだけを交換する製品ではなく、カーボン製エアボックスを含めて純正吸気システムを置き換えるタイプです。
吸気音や性能の変化については、車両状態や他のカスタムとの組み合わせでも変わるため、この記事では数値的な効果を断定しません。124スパイダー用として設定された吸気システムのひとつとして、構造やメンテナンス性まで含めて検討したいパーツです。