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WORKS / PORTRAIT PHOTOGRAPHY

四代 德田八十吉の九谷焼とフレンチが出会う夜|ホテル日航金沢「金沢美食の会」

2026.09.05 PORTRAIT PHOTOGRAPHY
四代 德田八十吉の九谷焼とフレンチが出会う夜|ホテル日航金沢「金沢美食の会」

石川県を代表する伝統工芸のひとつ、九谷焼。

その器を美術品として鑑賞するだけではなく、実際に料理を盛り、使うことで九谷焼の魅力を楽しむ。

ホテル日航金沢で「4代徳田八十吉を囲む金沢美食の会」が開催されました。

四代 德田八十吉さんの九谷焼とフレンチを組み合わせた、石川の工芸文化と食文化が出会う特別な催しです。

今回、私はカメラマンとして会場を撮影する機会をいただきました。華やかな九谷焼の色彩、料理、そして会場に集まった人々。写真とともに、この日の様子をご紹介します。

四代 德田八十吉さん|ホテル日航金沢 金沢美食の会
四代 德田八十吉さん。ホテル日航金沢「金沢美食の会」にて。

四代 德田八十吉とは

四代 德田八十吉さんは、石川県小松市を拠点に活動する九谷焼作家です。人間国宝・三代 德田八十吉の長女として生まれ、2010年に四代 德田八十吉を襲名しました。

三代から受け継いだ彩釉の世界を礎に、色釉の階調やグラデーション、柔らかな器形を生かした独自の作品世界を展開しています。

九谷焼を「飾る」だけではなく「使って楽しむ」

この催しの大きなテーマとなったのが、九谷焼を美術品として飾るだけではなく、実際に器として使って楽しむことでした。

八田ともこ 石川県議会議員の当時の活動報告では、ホテル日航金沢の料理人が德田八十吉さんの器に合わせる料理を考えるため工房を訪れ、試行錯誤を重ねたことが紹介されています。

通常は料理を作り、その料理に合う器を選びます。しかし今回は、その発想が逆です。

器を見て、そこから料理を考える。

四代 德田八十吉さんの作品が、料理を盛るための単なる入れ物ではなく、料理そのものを生み出す出発点になっています。

自身の九谷焼作品を手に紹介する四代 德田八十吉さん
自身の九谷焼作品を手に紹介する四代 德田八十吉さん。

一枚一枚異なる九谷焼に合わせたフレンチ

料理の盛り付けにも工夫が凝らされました。一枚一枚異なる器の表情に合わせ、同じ料理であっても盛り付けを少しずつ変えるというこだわりです。

九谷焼だけを見れば「工芸」。料理だけを見れば「フレンチ」。しかし二つが同じテーブルの上で組み合わされることで、新しい景色が生まれます。

器の色彩、料理の色、立体感、そして余白。それぞれが互いを引き立てることで、一皿そのものが一つの作品になる。

四代 德田八十吉さんと会場に展示された九谷焼作品
四代 德田八十吉さんと、会場に展示された德田さんの九谷焼作品。

作家と作品を同じ一枚に残す

今回の撮影で印象に残ったのは、四代 德田八十吉さん自身が作品を紹介する姿でした。

テーブルに置かれた状態とは違い、作家本人と作品を同じ画面に収めることで、器の大きさや曲線だけでなく、その作品を生み出した人の存在まで写真として残すことができます。

四代 德田八十吉さんと長田哲也 石川県議会議員によるトーク

会場では、四代 德田八十吉さんと長田哲也 石川県議会議員によるトークも行われました。

四代 德田八十吉さんと長田哲也 石川県議会議員によるトーク
四代 德田八十吉さんと長田哲也 石川県議会議員によるトーク。ホテル日航金沢「金沢美食の会」にて。
会場で言葉を交わす四代 德田八十吉さんと長田哲也 石川県議会議員
会場で言葉を交わす四代 德田八十吉さんと長田哲也 石川県議会議員。

作品の背景や工芸について、作家本人の言葉を通して触れることができるのも、この催しならではの時間でした。

Marvelous Photographyでは、長田哲也 石川県議会議員の選挙広報・ポスター用ポートレート撮影も担当しています。

人物撮影|長田哲也 石川県議会議員 選挙広報・ポスター用ポートレート撮影

九谷焼、加賀友禅――石川の文化をつなぐ人々

四代 德田八十吉さん、加賀友禅大使代表 塚谷彩子さん、八田ともこ 石川県議会議員らの集合写真
四代 德田八十吉さん、加賀友禅大使代表 塚谷彩子さん、八田ともこ 石川県議会議員ら。ホテル日航金沢「金沢美食の会」にて。

集合写真には、左から2人目に四代 德田八十吉さん、中央に加賀友禅大使代表 塚谷彩子さん、右から2人目に八田ともこ 石川県議会議員の姿があります。

九谷焼と加賀友禅。分野や表現方法は異なりますが、いずれも石川を代表する文化です。伝統文化に携わる人々が同じ場所に集い、交流することも、この催しの魅力のひとつでした。

伝統工芸を次の世代へつなぐ

長い歴史を持つ九谷焼。しかし、伝統を守るということは、昔と同じことだけを続けることではありません。

九谷焼 × フレンチという異なる分野の組み合わせも、伝統工芸を新しい人へ届け、未来へつないでいく一つの方法です。

器として使う。料理と組み合わせる。作家自身の言葉を聞く。そして、その時間を写真として残す。

工芸を中心に、人、料理、場所、そして写真がつながっていきます。

写真で残す、工芸と人の時間

今回撮影したのは、「誰が参加したのか」を記録するためだけの写真ではありません。

九谷焼の色彩、ホテルの空間に映る光、作品を手にした瞬間の表情、そしてトーク中に交わされる自然な笑顔。

そうした一つひとつを写真に残すことで、時間が経ってから見返したときにも、その日の空気を感じられる写真にしたいと考えながら撮影しました。

八田ともこ 石川県議会議員の公式サイトに掲載されている当日の活動報告でも、今回撮影した写真をご使用いただいています。

4代徳田八十吉を囲む金沢美食の会|八田ともこ 石川県議会議員

石川県が誇る九谷焼。そして、その文化を作り、伝え、支えている人々。その時間を写真として記録し、次の誰かへ伝えていくことも、写真家としてできることの一つだと感じた一日でした。

EVENT INFORMATION

4代徳田八十吉を囲む金沢美食の会
開催日:2022年10月21日
会場:ホテル日航金沢
九谷焼:四代 德田八十吉
Photography:Marvelous Photography

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