石川県の撮影スポット 河北潟のメタセコイヤ並木
石川県・河北潟干拓地に一直線に伸びるメタセコイア並木。SNSでも近年注目を集める撮影スポットで、特に「日の出前〜早朝」に狙うと、他では撮れない幻想的な一枚に出会えます。この記事では、狙い目の時間帯・条件と、撮影のコツ、周辺情報をまとめました。
メタセコイア並木 人物から車撮影まで楽しめる写真スポット
河北潟干拓地の中を貫くように植えられたメタセコイアの並木道。まっすぐに続く道と規則的に並ぶ木々が奥行きのある構図を作りやすく、車や人物を主役にした「抜け感のある」写真が撮りやすいのが特徴です。四季を通じて楽しめますが、特に新緑(5〜6月頃)と紅葉(11月下旬〜12月頃)の時期は木々の色づきが加わり、より見応えのある景色になります。
撮影のベストタイミングは「日の出前〜早朝」

個人的に一番のおすすめは、日の出前から日の出直後の早朝です。理由は次の3つです。
- 朝靄が出やすい:干拓地は水田や潟に近く朝晩の寒暖差で靄(もや)が発生しやすい地形。晴れた日の早朝は靄が立ち込め、並木がふわっと霞んで見える幻想的な雰囲気になりやすいです。
- 光が柔らかい:日の出前後の低い光(マジックアワー)は影が長く伸び、木々のシルエットが際立ちます。車を停めて撮ると、靄の中に浮かぶようなカットが狙えます。
スマホから一眼カメラまで美しい写真の撮れ高がある程度叶うのではないか?と実際撮ってみた感想です。 - 人・車が少ない:早朝は交通量も人通りも少なく、並木を独り占めした構図が作りやすい時間帯です。
一方で、日中は光が真上から差すため陰影が出にくく、靄も晴れてしまうので、同じような幻想的な雰囲気の写真を撮るのは難しい傾向があります。日中に訪れる場合は、青空とのコントラストや木々の緑・紅葉の色そのものを主役にする方向で撮るのがおすすめです。
撮影を成功させる条件の目安
- 前日〜当日朝が「よく晴れている」こと(曇りや雨の翌朝は靄が出にくい/出ても視界が悪すぎることがあります)
- 朝晩の寒暖差が大きい日(放射冷却が起きやすい日)
- 日の出時刻の確認:季節で1〜2時間変動するため、訪問前に当日の日の出時刻を調べて、そこから逆算して30〜60分前に到着するのがおすすめです。
- 日の出以前に雨が降っていた。…という条件なら好条件だと思っています。理由として地面が濡れて引き締まるからです。さらにフラッシュ撮影を合わせるとさらに効果的があり路面に水の膜が形成されコーティング状態。その濡れた層に光が浸透するともうお分かりですよね!
- 朝霧やモヤ、水滴があると乱反射を狙えるのでより幻想的な雰囲気が得られるのは嬉しいですよね。余談ですが能登の千里浜なぎさドライブウェイが最も美しく幻想的に映る効果も雨上がり後の撮影です。こちらも水蒸気の乱反射が鍵となっています。撮れたらラッキーです
※靄の出方は自然現象のため確実ではありません。何度か通ってベストな日を狙うくらいの心づもりがちょうど良いです。私自身、幾度も通ってる撮影スポット。四季や天候、時間帯によって見せる景色が全く別物に変わります。条件ミックス具合が本当に面白いです




冬景色は「冬ソナ通り」と呼ばれた理由
葉を落として枝だけになった冬のメタセコイア並木は、どこか物悲しくも美しい雰囲気を纏います。実は当時この並木道、地元では**「河北潟冬ソナ通り」「冬ソナの道」**という愛称で呼ばれているのをご存知でしょうか。かつて日本で一大ブームを巻き起こした韓流ドラマ『冬のソナタ』の名シーンを思い出すような雪景色から、そう呼ばれるようになったそうです。
『冬ソナ』ブームからすでに20年以上が経ち、世代によっては知らない人も増えていますが、あの物語を知る世代にとっては、雪化粧した並木道に一瞬あの切なくロマンチックなシーンが重なって見えるかもしれません。SNS普及、特にinstagramの影響もあり『冬ソナ』を知らない若い世代からも、最近ではインスタ映えするフォトスポットとして休日に多くの人が訪れているそうです。
撮影のコツ
- 並木の中央に立って奥へ伸びる道を主役に:左右対称の構図でシンメトリーを強調すると奥行きが出ます。
- 車を絡める場合は交通の妨げにならない場所に一時停車:農道・生活道路を兼ねているため、他の車両や地元の方、干拓地職員の通行の邪魔にならないよう配慮しましょう。
- 人物撮影は逆光〜半逆光がおすすめ:朝日を背にする、または斜め後ろから受ける位置に立つと、靄と光がシルエットを美しく縁取ります。
- 三脚があると安心:薄暗い時間帯はシャッタースピードが落ちやすいため、手ブレ対策に三脚を用意しておくと安定します。
- 河北潟エリアのメタセコヤ並木(写真)は厳密に真っすぐ生えていない。うろ覚えですみませんが北東より?にわずかに傾斜していたと思う。撮影の際はちょっとした工夫が求められるかも。

日中昼過ぎのメタセコヤ並木



日中昼過ぎくらいの曇り空での撮影。あまり差がなく写真映えの良い雰囲気は出ないので創意工夫が必要。
自然の力に逆らわずベストなタイミングで撮影することが大事。特に風景写真ほど太陽の偉大さがわかる。
周辺情報・あわせて訪れたいスポット
メタセコイア並木のある河北潟干拓地は、夏場は「河北ひまわり村」が近くにあることでも知られています。ひまわりの見頃シーズン(例年7月下旬〜8月頃)に合わせて訪れれば、朝はメタセコイア並木で幻想的な一枚を、その後にひまわり畑で夏らしい写真を撮る、という組み合わせも可能です。
さらに足を延ばすなら「ホリ牧場 夢ミルク館」なども近隣にあり、干拓地エリアを周遊するルートとして組み立てやすいエリアです。
駐車場について(要注意)
メタセコイア並木には専用駐車場がなく、路駐が基本になります。早朝は交通量が少ないとはいえ、農作業車や地元の方の通行の妨げにならない場所を選び、短時間での撮影を心がけましょう。
一方、**河北ひまわり村には専用駐車場が整備されています。**ルートとしては「メタセコイア並木で早朝撮影(路駐で短時間) → ひまわり村で駐車場を利用してゆっくり観光」という流れにすると、車の停め方に不安なく周遊しやすくなります。
訪問前に確認しておきたいこと
- 道路状況(重要):河北潟干拓地は能登半島地震の影響で一部道路が通行止めになっている箇所があります。訪れる前に必ず「石川みち情報ネット」(https://douro.pref.ishikawa.lg.jp)で最新の通行状況を確認してください。
- 路駐できる場所の目安:現地の道幅や交通量は季節・時間帯で変わるため、事前にストリートビューなどで道の様子を確認しておくと安心です。
- アクセス方法:かほく市・津幡町エリアからのルートを事前にカーナビ・地図アプリで確認しておくと迷いません。
- 農作業への配慮:干拓地は農地でもあるため、私有地への立ち入りや農作業の妨げにならないよう、道路上からのマナーある撮影を心がけましょう。
CALENDARIO ABARTH 2025
2月カレンダーに選ばれました

CALENDARIO ABARTHは、アバルトの2025年版の卓上カレンダーで
アバルトオーナーが撮影した愛車の写真を使用しており、特に美しい瞬間を捉えた作品が集められています。選定された写真は、モータージャーナリストや写真家の審査を経て選ばれ、アバルトのブランドを象徴する内容となっています。




CALENDARIO ABARTH 2025 アバルト卓上カレンダー2025 2月 アバルト124スパイダーに私の写真が採用されました。写真撮っていてよかった出来事の一つで嬉しかったです。
SCORPION MAGAZINEにもその内容が掲載されています
≫ SCORPION MAGAZINE (アバルトカレンダー2025)はこちら
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